新現代を斬る・斜陽篇

政治と宗教のFC2版「余震と雑感」専門の雑文ブログです

文芸座は超満員?

  3ヶ月ぶりになってしまったが、今回は池袋文芸座の思い出。予備校は奨学生(つまりタダ!)をいいことに、私は文芸座に足を運んでいた。当時手塚治虫先生が逝去され、どろろなど手塚治虫特集を見に行った。当然マルハンによる現新文芸座以前の旧館の話である。そのうち、名画特集をやると小さいチラシに書いてある。いずれも2本立てで「飢餓海峡」「八つ墓村」「敦煌」「白昼の死角」その他おなじみの清張作品等であったと思う。多分敦煌と八つ墓村がセットだったとは思うが、平日の午前10:00座席に坐って驚いた。もう立ち見続出、満員御礼なのである。自分も含めて世の中にはなんてふざけた大人が多いのだろうと仰天したw ついでに池袋が大好きになったのは言うまでもない。その当時敦煌なんてもう何度もテレビ放映されている作品ですからね、それでもスクリーン上の騎馬は迫力がありました。白昼の死角は結構マイナーですが、天知茂さんの刑事とかオールスターキャストで配役の妙があり、勧善懲悪でないピカレスクものであるところが斬新でした。そういうことを「終戦のエンペラー」の配役を観て思い出した次第ですw 中村雅俊さんとゴダイゴについてはケーコ先生とヨーコ先生の違いがあるわけですが・・・ハハハ、昔の事はもういいでしょう。さらに「渡し人」と「仕業人」との「中村」確執があるわけですね、藤田さんの役じゃありませんよ。火野さんは津川さんに東条英機で挑戦! 時間が作れれば是非拝見したいです。でもあんなに面白いポランスキーで意識不明に熟睡したので、もう当分映画館恐怖症ですねw